2019.12.22 13:19 冬至
Happy Winter Solstice!
Hyvää Talvipäivänseisausta!
一陽来"福"!
単に明るいとか暖かいとかだけではなく、太陽の恵みを再認識して、感謝したい日でもありますね。☀
ちなみに、フィンランド語の冬至は talvipäivänseisausと非常に長い単語。
読みは「タルヴィパイヴァンセイサウス」。
フィンランド語には長母音や長子音があったり、格変化があるのも長くなる要因だと思いますが…それよりも、そのものを示すのに、それを表す状態や物の名前をくっつけて表すからだと思うのです。
talvipäivänseisausを分解すると、以下のようになるようです。
talvi:冬
päivä:日
seisaus:終止、停止(stop)
フィンランド語話者や学習者は、この単語に限らず「何と何がくっついていたんだったっけ?」と訳が分からなくならないんでしょうか?(^_^;)
寒さの底はこれからですが、フィンランド語からは「冬の終わり」を感じられて、明日からは少しずつ昼間の時間が長くなっていく喜びさえ感じられます。
緯度が殊に高い地域(北極圏内)では、まだまだ一日中太陽が昇らずに暗いままの日が続きますから(極夜=カーモス kaamos)、闇の世界から解放されて、光が戻って来る節目の日は大切なものになるのはうなづけます。(もっとも、現代ではクリスマス🎄の方が一大イヴェントですね)
画像は画質が悪くて残念ですが…
かれこれ二十数年前の9月にフィンランド北極圏内(ラッピ)で、フィルムの「コンパクトカメラ」(ペンタックスのバルブ付きコンパクトカメラだった筈)で撮影したもの。
諸般の事情で一眼レフカメラを持参できず(仕方なかったけれど、超超超後悔!)、確かISO800を入れたと思うのですが、レンズが暗いので露出を長く必要としたため、オーロラがのっぺりとした面状に写っています。