猫のつぶやき(=ΦωΦ=)

この前、空を見上げたのはいつですか?

あの海を想う 増永元 ガラス作品展/20190425

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あの海を想う 増永元 ガラス作品展 2019.4.20-28

 

の海を想う 増永元 ガラス作品展
[ gallery 元町 ] 横浜市中区元町5-216
4月20日(土)~ 4月28日(日)
11:00~18:00(最終日~17:00)
会期中、増永さんは毎日在廊予定

ここ数年ゆっくりと創り続けている”海で拾ったモノにまつわる記憶”がテーマの「あの海を想う」シリーズを中心に、生き物たちが活き活きと暮らす光景を内包した小さなガラス造形作品やトンボ玉たちを展示します。

 

 


お知らせがすっかり遅くなってしまって、既に会期中で、それも残り数日なのですが…。

余りに記憶が鮮明なため、もう5年も前になるの?…と、前回横浜の個展にお伺いした時の写真を見返して驚いたのですが、2014年8月に同ギャラリーで開催された展示をたまたま知ってお伺いして、その世界に大変魅了されました。
今回、待ちに待った新作のご披露!また新たなる世界を体験・拝見出来ることをとても楽しみに思っています。(でも、痛みが酷くて歩くのが難儀で、本当に本当に残念なのですが伺えないかも…。(´;ω;`)ウゥゥ)

永さん…ガラス作家になられる前は、ウミヘビの研究者だったという異色の経歴の持ち主でいらっしゃいます。(゚д゚)
その手から紡ぎ生み出されるガラスの中に綴じ込められた小宇宙には、海洋生物やヤンバルの森の奥に潜むキノコや小さな生物などが生き生きと再現されて、ガラスであることを忘れてしまいそうになります。海洋生物や水辺の風景、しっとりと湿度が高そうな森に棲息する生き物たちは、ガラスの世界と大変マッチしていると思います。

写真の腕前も大変素晴らしく、イラストも描かれます。ガラス、写真、イラスト…どれをとっても自然に対する観察眼と知識と経験の裏付け、そして温かさがたっぷりと詰まっていて、心穏やかな気持ちに包まれます。対象物がちょっと怖いハブでも、とぉ~っても可愛らしく思えるのが不思議。
作家の増永さんも、ほんわかした空気を纏った笑顔が素敵な方です。

2014年個展の作品からいくつかと作者近影、私の撮影したものからご紹介します。
ほんの少しでも雰囲気が伝わると良いのですが…。

 

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2014.8.8 Biosphere of Glass -増永元 作品展- 展示作品と増永さん

 

ャラリーはJR根岸線京浜東北線)の石川町駅から徒歩5分程度、元町商店街の入口にあります。決して広いとは言えないフロアですが、その場に居合わせたお客様の声も聞こえて来たりで、ほっこりした時間を過ごせると思います。
前回は大ぶりな(とは言え、手のひらにちょこんと乗る大きさ)トンボ玉が主でしたが、今回はトンボ玉ではないガラス造形作品がメインになるとのこと。
そして、作品展示の舞台装置(本当にそう呼ぶのが相応しい)も手作りされていて、完全主義者・凝り性・こだわりの方でもいらっしゃるのですが、その世界観もまた良いのです!!トータルな世界にウットリ…。

会期は日曜日まで。週末は大変混雑が予想されますが、期間中に横浜にお越しのご予定がおありでしたら、いかがでしょうか?お勧めいたします!!(激お勧め!)展示品の撮影もSNSへの投稿も大歓迎とのこと。お知らせが遅くなって申し訳ありません。

 

 

 

ラスも好きっ!💓
地球と火のコラボで、作り手によって昇華され、光がまたその美しさをより一層際立たせて、愛おしさも感じます。

子供の頃は、自宅から歩いて数分の海岸で拾った(今ならばビーチコーミングというオサレな呼び名が…)角が良い感じに丸くなったりフロストっぽくなったガラス片も宝物でしたし、おはじきやビー玉も身近な世代です。ジャムなどの綺麗な空瓶をもらっては貝殻など好きな物を詰めて、お気に入りの布の端切れやそれにレースやリボンをあしらって縫って作った蓋でデコっては、部屋に飾ったり…。トオイメ…('ω')
中学の頃だったと思うのですが、仕事でイタリアへ行った父がミルフィオーリのペーパーウェイトをお土産に買ってきてくれて、飽きずに眺めて過ごしたものでした。

1987年秋に金環日蝕観測のために沖縄を訪れた際には、達ての希望で琉球ガラス工房を訪れました。是非とも制作体験したかったのですが、一緒だった人たちはそういうことには興味がなくて、あれこれ拝見して連れ帰るコたちを選ぶだけでも狂喜乱舞で随分時間がかかってしまったので、泣く泣く諦めました。誰かをお待たせして何かを作るなんて無理だし。(´;ω;`)ウゥゥ
調子に乗って買い込みすぎて、確か工房から直接家へ発送して頂いたのだったと思います。しっかり梱包して下さったのですが、割れずに届くかドキドキしながら待って開梱した時の嬉しさ!それらは今も実家の玄関を飾っています。

今は亡き親友が研修でスウェーデンを訪れた際には、お互い趣味も好みも似ていて、まだ日本では入手するのが難しかったコスタボダのグラスを現地で購入して、シベリア鉄道経由で遠路送ってくれたのでした。しかし、これがなかなか届かなくて、二人してやきもき。友人は大量の書籍も購入して、それらも全部届かなくて、どこかで行方不明になったのかと首を長くして待ちました。
グラスは、現在公式通販サイトやInstagramにあるようなアーバンな感じではなくて、もっと手仕事感溢れる素朴だけれどお洒落な薄手の手吹きガラスでした。今はもうないのかしらん?
そのグラス、何か月かかかってようやく手元に届いて愛用していたのですが、ある日、使った後で洗おうと思ってキッチンシンクに置いていたら、何かがコツンと軽く当たっただけで、当たりどころが悪かったのか一瞬で粉々に砕け散ってしまいました。ガラスのクレア…ティアドロップは残らなかったけれど。
形あるものはいつか壊れるもの。そんな儚さも魅力の一つなのかも知れませんが、がさつな自分を恨みました。号泣!!( ;∀;)

 

 

在、私の生活の中で身近なガラスは、食器の次はアクセサリーかも知れません。
スワロフスキーもチェコも普通のビーズも、並べて眺めているだけでも嬉しくなってしまいます。ミルフィオーリが封入された小さなビーズも見つけてしまって、可愛らしさにキュン!手吹きのトンボ玉も味わいがありますよね。トンボ玉を自分で作れたら最高!…いつか絶対チャレンジ!と思い続けています。
バーナーワークは沢山のヤケドと、私にとっては熱中症とのせめぎあいで、なかなか上達しない気がしますが…ああウズウズ。

センスや技量はさておき、自分の好きな物を組み合わせたアクセサリー作りを、長らく楽しんでいます。
以前は各種ビーズとテグスを主にして作っていたのですが、老眼で極小ビーズにテグスを通すのが難しくなって、眼が疲れたり肩こりが酷すぎて、今はテグスを使わないメタルやその他のパーツの組み合わせが主になりました。

イヤリングとネックレス(ロングだったりショートだったり)などのセットで作るのが好きなのですが、色違いも作ってしまったりもするしでどんどん増殖して、連れ合いには「こんなにあって、一体どこにいつ付けていくの?身体は一つだよ!!」と…本当に言われる通りでございまする。(;・∀・)
けれども、お店で購入するよりも大抵リーズナブルに(使うパーツによってはお値段張ります)、思い通りに出来る訳ではないとは言え、自分の好みのオリジナルの一品が作れると、何物にも代えがたい満足感も得られますよね。
但し、あれこれパーツが欲しくなってネットで購入すると数が多くて…で、また増殖に拍車がかかる訳で…。

好みもあって誰かれとは差し上げられないし、第一、市販品に比べると、強度などの問題やら作り手の技量不足で歪みなどもあるので、それらを納得していただける方じゃないと…。(と言いつつ、ブックマークやファスナーチャームなどは、何かをお送りするついでに送りつけてしまったり…ご迷惑だったら申し訳ないっ💦)
好みがわかる親しい友人達は、仕事の都合などでアクセサリーをほとんど身に付けられないこともネックかも知れません。昔は母もアクセ好きでしたが、加齢で面倒になったのか邪魔になるのか、冠婚葬祭の時くらいしか付けなくなりましたし…亡き親友だったら(ブランド品のアクセも愛用していたけれど)リクエストをもらって色々作ることも出来たでしょうに…って、詮無い事。

「沢山あるならば、ネットで売れば?」というお話も頂きますが、ネット販売は、特にハンドメイド品はクレームが多いとのことで、様々なトラブルを見聞きするので尻込みしています。
現物を手に取ってご覧頂けるレンタルボックスや趣味の品の委託販売をしているようなカフェに置かせて頂くなどの手もあると思いますが、頻繁に伺えそうなレンタルボックスは、子育て支援NPOがやっている親子カフェ内にあって、子供が触って壊すということが頻発しているとのことで、対応が望まれます。
こまめにコンスタントに身動きできない状況では、納期や発送が遅れたりしてご迷惑をおかけしそうだし…自分で使える程度で作るのが最良ということになるのでしょうか。


瑠璃も玻璃も照らせば光る』と申しますが、私には無縁で…。
元々素養や技量がない、その上、頑張って磨こうともしていないのだから、光るはずもなく…。(;一_一)


またまた問わず語りが長くなりました。
増永さんの作品・ご本人にお会いしたい!
なんとか行けると良いのだけれど…。動けるのか!?( ;∀;)