猫のつぶやき(=ΦωΦ=)

この前、空を見上げたのはいつですか?

アンカレジ近くでM7/20181201

本記事の地震は2018年12月1日に発生したものです
他ブログの投稿記事の生htmlをペタッ!と貼ってみる試み
前に下書きフォルダに入れておいた分を投下…

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2004.3.13 ANC→FAIのアラスカ航空機上からスシトナ山を望む

M 7.0 - 13km N of Anchorage, Alaska  2018-11-30 17:29:28 (UTC) 61.340°N 149.937°W 40.9 km depth
Tsunami Warning!! (Cancelled) https://www.tsunami.gov/


本時間12月1日(土)午前2:29頃  アメリカ・アラスカ州アンカレジの近く(ダウンタウンから北に約13km)でM7.0の地震発生!
内陸部ですが海岸近くが震源で、津波警報発令!(解除)

クック湾・ターナゲン湾で津波って…1964年(M9.2)と同じようになったら大変!((((;゚Д゚))))(津波警報は割合早く解除、大きな津波は観測されず。ホッ…)

 

 

んな訳で、アンカレジ市内でもかなり揺れたそうで、ダウンタウン付近でも最大6弱くらいを記録した場所もあったようです。
キーナイあたりでも、日本人の知人によると震度5弱くらいに感じたとのこと。(長周期地震動でゆっくりとした揺れが長く続いた模様。但し、震度は日本のスケールなので、いずれも体感した方の感覚で…)キーナイは震源からは離れているのですが、詳しく調べてみたら、キーナイあたりは周辺よりも揺れが大きかったようです。

アンカレジのダウンタウンで停電が発生している地域アリとの情報。
あちこちで道路が陥没して、大渋滞も発生。

 

 

現在までに亡くなられた方はいらっしゃらないとのこと。
アラスカ在住の友人・知人たちのほとんどと連絡が取れて、皆さんご無事で良かったです。
(1964年の大地震をきっかけに)耐震基準が全米一厳しい州なので、ビルや家の窓ガラスが割れたという情報は沢山ありましたが、建物の大規模損壊などは多くはないようで…甚大な被害がないことを祈るばかり。

 

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2004.3.13 ANC→FAIのアラスカ航空機上からスシトナ山を望む

回の震源地付近です。
2004年のアラスカ里帰りのアンカレジ→フェアバンクスの機上から撮影したスナップに、たまたま今回の震源地付近が写っているのを見つけました。Σ(゚□゚;)

大きく道路が陥没した場所の地図を見ながら、地質や地震波の伝わり方などについて調べて、アンカレジ近郊の衛星写真などを改めて眺めて…
もしかして『サーモカルスト(Thermokarst)』という、凍土の表面が解けたり凍ったりを繰り返した後に作られる凸凹地形(へこんだ場所に水が溜まれば湖沼群にも…)の上に作られた道路の被害が大きいようだ…と気づきました。

 


それで、手持ちの写真で『サーモカルスト』の、出来たら被害が出た場所付近のものはないか?と探して出て来たのがこの一枚。
まさしく震源地のポイント・マッケンジー!(畑の様子で、衛星地図からもすぐ見つかるでしょう)((((;゚Д゚))))

私のこの画像では、サーモカルストらしい地形が顕著とは言えないかも知れません。すぐ北のビッグレイクあたりの地形は、サーモカルストではなく氷河が削った跡で向きが一定に揃った楕円形の氷河湖群のように思いますし…アンカレジ近辺だと、グレナレンHWYのレイク・ルイーズ辺りがサーモカルストっぽい?

 


アンカレジ→フェアバンクス便は、アンカレジ空港を飛び立ってほどなく進行方向左手(西)にMt.Susitna(スシトナ山)が見えます。(風向きでテイクオフ方向が違ったり旋回してくれると、左手にすぐに見えるのはアンカレジ市街地やチュガッチ山脈になりますが…)
頭を左にして美女が横たわっているように見えることから『Sleeping Beauty』(眠れる美女)と呼ばれて親しまれていて、アンカレジのダウンタウンからも狭い海峡Knik Arm(クニック・アームと「Kを発音」とAnchoraguaに教わったのですが、ニックでも通じそう)越しに美女の寝姿が望めます。特に夕景の美しい様子には、何度も魅了されました。(機会があれば、その写真も載せたいと思います。)

 


機体直下に写っている農場あたりが震源地で(厳密には少し北側=画面右側)、人里離れた場所に広々と存在しているこの農場を地図で調べてみたら、刑務所とその併設農場らしいと判明。画像からも分かるように震源地付近には大きな町はなく…不謹慎ながら不幸中の幸いだったでしょうか。
それでも、狭い所では3kmもない入り江を隔ててすぐアンカレジの街が広がっています。(震央からダウンタウンまでは、公式発表では約13kmとなっています)

 

 

ンカレジから北へ20~25kmほどのイーグルリバーにいらした方のブログ記事を見つけました。
アンカレジ市内から北へ脱出する道路は大渋滞でしたが、市内に入る道路はスカスカで(下のLemon Slayerさんの画像1枚目を参照)、空港も閉鎖にならずにフライトも次便スタンバイで搭乗できて、無事ホーマーにお戻りになれて良かった!

Anchorage地震 アラスカ/ホーマー特派員ブログ 裕子さん


地震当日、本震や余震が続くアンカレジ空港で撮影された動画をネットでいくつか見ましたが、ガラス張りの建物の中、不気味なアラート音がけたたましく鳴り響き、建物躯体がギシギシと音を立てて揺れて、閑散とした広いボーディング・ブリッジが(落下物がなければ安全なのだと思いますが)恐ろしく感じました。

 

 

 

ンカレジ在住の友人一家からまだメイルの返事がありません。時期的にフィールドへ撮影に出ているだけかも知れませんが…。
『沈黙の72時間』セオリー(※)で躊躇したのですが、「返事は落ち着いたらで良いから!」とメイルを出してしまいました。やはり無事と被害状況が気になってしまって…ダメですね。(´・ω・`)

黙の72時間
以前、元空自パイロットの方から伺った「大きな災害の発災後72時間(3日間)は、通信(電話やメイルなど)は、被災地で重大な連絡が必要な人・部署の間のトラフィックを確保することを最優先させる。そのために外部はグッと我慢して安否確認などの連絡を取らないようにする」…というもの。
災害時の『72時間の壁』(生存率)で、人命救助・生命維持の観点からの時間ですね。


アラスカの皆様のご無事とご安全をお祈りしています!
まずはご自分の身の安全確保を第一に!!

なお、発災当日は情報収集などで書き込めませんでした。m(_ _)m

 


縦長画像のため、画像が切れて表示されています。
クリックするとオリジナルが閲覧できます。
ベッドの上にシェルフが倒れていて…家具の固定は重要ですね!
でもこのシェルフ、どこから倒れてきたのでしょう?(?_?)

 

 

て、アンカレジ在住の友人・知人のうち最後まで連絡が取れなかった友人家族からは、5日後に同報メイルが届きました。
想像していた通り、世界中に散らばる友人・知人から、電話とメイルが殺到したそうです。(;^ω^)
(友人家族は全員アンカレジ市内在住ではありますが)離れて暮らす家族全員ご無事で、ホッとしました。

自宅は停電せず、深刻なダメージも受けなかったようですが、それでも食器棚が倒れて割れた食器が床に散乱したり、ホームオフィス(友人はプロカメラマン)の棚が倒れて書類が散乱、大事な撮影機材も落下、家のパイプ(水道管のこと?)が外れたりで、家の中がシッチャカメッチャカになったためにずっと片づけに追われたそうです。
(この友人の家からそれほど離れていない別の友人宅はこれほど大きな被害はなかったので、地盤の違いで被害の大きさが随分違った可能性?家屋の築年数や耐震性の違い?(;゚Д゚))

そして、ひっきりなしに電話がかかってきて、対応にかなり疲弊したとのこと。

ようやく家の中やオフィスの片づけがあらかた終わって、やっとパソコンの電源を入れてみたら、今度はメイルの山…。(私もメイルを出した一人で…💦)
多くの方が心配して下さるのは有難いですが、その度に同じことを聞かれて答えて…数が多くなれば負担で、始終電話対応していたら片付けもままなりませんね。

東日本大震災の際、東北の報道関連勤務の友人とも一週間近く連絡が取れませんでした。第一線で取材する立場ではないし自身が被災した訳でもないですが、やはり『沈黙の72時間』を遵守したそうで、当時でも既に業界内では広く知られたルールだったようです。


ンカレジの友人からのメイルは「あちこちで道路などがダメージを受けたので、アンカレジ市内は巨大なトラック(通称メガトラック)がひっきりなしに走っていて、家が始終揺れているよ。余震(この時点で既に2千回を超えていた)の揺れは本当にイヤだけれど、復旧作業のハミング(揺れ)は頼もしいね!」と締めくくられていました。
(英語なので、私が正確に理解できているかは怪しいですが、そんなニュアンス…)


工事関係者は24時間フル稼働だったそうで、かなりの被害があった幹線道路もあっという間に復旧!日本の工事方法などから見たら「え~っ!?こんな簡便な方法で?」ということになってしまうと思うのですが、そこは『Alaskan Way』。('ω')ノ

下のツイッターの画像は地震発生直後と4日後の同じ場所で撮影されていて、何事もなかったかのように綺麗になっています。道路が大きなダメージを受けたのは、概ね先に述べた『サーモカルスト』という永久凍土の関係で地盤が緩い場所で、そこを単純に埋め戻すという方法が取られている所が多いようです。


ALASKA!\(^o^)/

   




投稿は、他ブログの投稿記事の生htmlをペタッ!と貼ってみる試み。
そんな訳で #Reblog (←本来の、当初の意味とは違う使用方法?)ですが、他ブログで生成された生htmlを貼っただけでは、こちらではダメだと分かり、かなり手間暇をかけなくてはなりませんでした。(画像URLなどは変更や再登録が必要なのは分かっていましたが、色々仕様が違うようです。orz…)

そのマイナーな他ブログ・サーヴィスではログのインポートは出来るのに、エクスポートはサポートしていないのです!( ;∀;)

ある時からTwitterのログをはてなDiaryに自動ポストしていたのですが、Diaryのサーヴィス終了ということでDiaryのログをこちらへインポートして、新たにブログとして出発しました。
はてなDiaryを使うよりも以前のTwitterログは、そのマイナーなブログ・サーヴィスに収録していたので(それも手動で!💦)、出来ればこちらにログをまとめておきたいのです。
何も見切りをつけてそちらのブログの利用を止める訳ではなく、中身をすっきり整理したいだけなのに…。( ;∀;)
一度手に入れたユーザはガッチリ離さない!とでもいう感じで…というのは被害妄想が多分に入っているかも知れませんが、特別な知識を持たない身としてはかなり残念な気持ちにならざるを得ません。

はてなDiary→はてなBlogへのログ・エクスポートは、手取り足取りの解説もあって、簡単にできてとても有難かったです!!\(^o^)/
余談ながら、そのマイナー・サーヴィスは掲示板では20年ほど、ブログも15年以上お世話になっているし、少しずつ育てていったので愛着もあるのですが…。(''◇'')ゞ

何らかのソフトを使えば、ログ・エクスポートのサーヴィスをしていないブログの内容も、こちらへインポートできるのでしょうか?(画像などの完コピは無理としても)
どうやってそのソフトを見つけるのか?から探さないと分からないくらいのド素人で…。困ったぁ!!もっと勉強せい!ってことですね。(;・∀・)

ヂツは、Googleアクセス解析の設置方法も訳ワカメで諦めてしまったのです。(;^ω^)
はてなの説明と、その指示で開いたGoogleのページの内容が違って(おそらくはてなさんが解説記事を書いた以降、Googleの仕様変更かアップデイトがあったのでしょう)、どこをどうしたら良いのかチンプンカンプンで、解決方法を探しても見つけられなかったのです。( ;∀;)
果たして自力で設置することが出来るのか?
長い長い道のりになるのか、早々に諦めて挫折か…悩ましいっ。

 

B15 地球の歩き方 アラスカ 2019~2020

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アラスカへ行きたい

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