◆ロシア・ムルマンスク オーロラ鑑賞ツアー
・2020年3月18日(水)~3月24日(火) 7日間
・株式会社ビクセン・アドバイザリースタッフ、星の村天文台(福島県田村市)台長 大野 裕明先生同行
・ムルマンスク3泊、モスクワ観光&サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)エルミタージュ美術館など観光あり
これまで数々の天文ツアー(皆既日蝕やオーロラなど)を企画催行されている西鉄旅行さんのツアーです。
北半球のオーロラ・ウォッチングの中でも、日本ではまだ余り知られていない地ムルマンスク。お国事情は随分変わって来ているのでしょうけれど、査証(ビザ)が必要ですし、街中で英語が通じにくいかも知れず(特に年配の方)、ツアーの方が安心という方も多いでしょう。
なお、ロシアのツーリストビザ発給は、30日以内のロシア国内滞在の場合、個人でも取得可能…ですが、相変わらず面倒なんですね。大使館が近くにない方は、何度も大使館へ足を運ぶよりも、旅行代理店で代行取得がお勧め。
・査証申請 - 在日ロシア連邦大使館
・個人で取得された方の記事(2019年版)
防寒具レンタルはないとのことで、本ツアーでは防寒具を揃える際に事前にご案内を頂けるかも知れませんし(3月の平均気温は最低気温-10℃ほどですが、3月の最低気温の記録は-32.6℃。近年の温暖化でここまで下がることは珍しくなっていそうではありますが…🌡)、現地でオーロラ観望&撮影📷レクチャーも受けられるので、初めてオーロラをご覧になられる方も安心ですね。
ロシア・コラ半島の不凍港で知られるムルマンスクは、隠れたオーロラ観光の名所。(現在はまだ一部マニアの間で…かな?)
既に日本の旅行会社もツアーを出していますし、日本人がおられる(ガイドとして常時帯同されるとは限らない模様)オーロラ・ハンティング・ツアーもあります。
ムルマンスクのオーロラについては、以下をご参照下さい。
福島留美さんが執筆・在籍されていると思われ…。(宇宙天気ニュースより推察)
・ムルマンスク便り
気候変動に伴い、北極海航路が注目されています。
現在は貨物やオイル・タンカー(ノヴァヤゼムリャの東に位置するヤマル半島には、日本も出資する大きな油田があります)が主流のムルマンスク港も、将来的に冬には船上からオーロラを眺めるクルーズ船が行き交うようになるかも知れません。
現在も北極海航路は存在するのですが、冬季は(年々少なくなって来ては居ますが)氷が張るために一般の船が航行するには砕氷船の力を借りる必要があり、航行量は砕氷船のパワー次第のところもあったり、砕氷船利用料はロシア側にとっては大事な収入源でもあります。
そして、ムルマンスクが位置するコラ半島はフィンランドなどのラップランドにも地続きで、(古くは?)サーメ文化圏なのです。
ロシアの特徴的な街並みと一緒にオーロラが撮影出来たら…なんて思いますし(本ツアーはオーロラ第一で、空が暗い場所へ移動して市街地を離れるようですが、ツアーから帰って来てからホテル周辺で撮影可能でしょうか?)、ロシアにおけるサーメ文化がどのような形で遺っているのか、そして、北極海航路についても興味を覚えます。
行って"見たいな"ムルマンスク~!✈
以下、同行される講師の大野裕明先生の、沢山の著書から最近のものをご紹介します!☆彡