お天気は芳しくなく、どんより…厚地の長袖Tシャツ1枚で快適で嬉しいけれど。
何度も「雨雲接近」とアラートがあったものの、結局降らずに済んだみたい。
上の降りそうな空画像は、データ時刻よりも前のものです。
創業百余年のお茶屋さん店先にて、抹茶ソフトクリームみつ豆を頂く。求肥の下にちょこっと粒あん、そしてサクサクの茶葉たっぷりクッキーと黒蜜を添えて盛り沢山てんこ盛り!クッキーには地元産(横浜市内)の牛乳を使っているとのこと。weathershotでは写っていませんが、鹿児島・根占の新茶・玉露『さえみどり』(お茶は数種類から選べて、お抹茶もありました)もセットで。
鹿児島は静岡に次ぐお茶の生産量を誇り、知覧茶(薩摩半島の南九州市)が有名ですよね。以前3月下旬に鹿児島を訪れた際には、新茶が出回っていてビックリ(゚д゚)!日本で一番早い新茶ではないでしょうか。(島茶はもっと早い?)そして、大隅半島の根占(ねじめ=かつては根占町でしたが、現在は佐多町と合併して南大隅町)でも良質のお茶が採れるとのこと。
根占というと『びわ茶』で知られていますが、緑茶もあるのですね。
根占の会社で根占産びわの葉100%&天日乾燥は良いとして、「独自のトルマリン焙煎法で有効成分を引出しました」…というのは何なんでしょ?(;^ω^)
『根占、緑茶』で検索すると、ねじめ茶寮がヒットします…が、『べにふうき』と『べにひかり』という和紅茶の農園と茶葉販売のお店。↓
『べにふうき』は鹿児島で多く生産されていて、特に近年は花粉症の方に人気になっています。この茶葉に含まれるメチル化カテキンが花粉症(アレルギー)の症状軽減に良いらしく、和紅茶(半発酵茶)にするのが一般的ですが、『緑茶として仕立てたものの方がより成分が多い』と上記サイトにありました。
みつ豆を頂いたお茶屋のご主人は「自分で足を運んで、根占で良い茶を作っているところを見つけて…」と話されていたので、もしかすると少量のみ生産している?南大隅町役場のアーカイブで緑茶加工場が町内にあったことが分かったので、緑茶の生産もそれなりにあるのかも。
根占の対岸は砂蒸し風呂で有名な指宿あたりになりますが(指宿~根占フェリーあり)、根占富士と呼ばれる辻岳から眺める日本百名山の開聞岳(薩摩富士)も美しいことでしょう!
根占を訪れたならば、本土最南端の佐多岬(さたみさき。佐田岬-さだみさき-は四国最西端)へも是非足を延ばしてみて下さい。
岬には北緯31度線が通っていて(モニュメントあり。ちなみに北緯31度は、おおよそ上海~ニューデリー~カイロ~ニューオリンズ付近になる模様…日本ってホントに南北に長いわ🗾)、蘇鉄(ソテツ)や枇榔(ビロウ)が茂る林の中の遊歩道では南国情緒を楽しめます。
私は子供の頃に訪れたきりで(中学生の頃にも再訪しているかも…)、もう余り記憶がないのですけれども。(;^ω^)
昔は岩崎産業の管轄で有料道路&入場料が必要だったのですが、現在は南大隅町に移管されて無料になっているのですね。
佐多岬の先にある御崎神社で1300年以上続く、『御崎祭り』を舞台に作られた映画『きばいやんせ!私』が公開中と分かりました。
「きばいやんせ」は、鹿児島弁で「気張る」=「頑張って」「頑張りなさい」という意味です。
御崎祭りは、御崎(みさき)神社の妹神が20kmほど離れた近津宮(ちかつのみや)神社の姉神に新年のご挨拶へ伺い、空を飛んで帰るという謂われを元に、大漁や健康祈願の一行が100kg超の重い神輿を担いで、御崎神社から近津宮神社まで歩きづらい砂浜や山坂を越えて7つの集落を巡って練り歩くというものだそう。
果たして、伝統的な姿を失いかけていた祭りは見事に復活するのか?そして、左遷女子アナの人生も復活するのでしょうか?笑いあり涙ありのコメディ映画だそうです。
予告編を見ただけですが、主人公の夏帆さんの投げやりに見えて芯が通った爽快な女性の姿はマッチしていそう。太賀さんは「かごま弁上手い!」と驚きました。(゚д゚) 東京の生まれ育ちのようですが、耳が良いんだろうなぁ。(私はジモティではないので本当に正確かどうかは分からないし、鹿児島弁も地域によって随分違うので…)
運良く横浜シネマリンで17日(金)まで上映中なので、行ってみようかしらん。
お茶の話から映画へと、また話が転がってしまったよぉ。(;^ω^)