- ボーイング747(ジャンボ)
- 2019年3月31日(日)退役(交代式は一週間前の24日(日))
- 2003年(平成5年)の運用から26年間で地球365周を飛行
- 2機あり、不測の事態に備えて常に両機がバックアップ体制を取って飛行
- 次代はボーイング777-300ER
- 燃費アップ、飛行中の機内でもWiFiを使える
- 早ければ2019年4月下旬、総理の欧米訪問で初飛行も
- パイロットから客室乗務員、整備員まで、すべて航空自衛隊員
- 機内装備やメニューなどにも「航空自衛隊」(JASDF)の文字が入っている
- 「機内安全ビデオ」もオリジナルで、シートベルト着用方法や緊急時の脱出方法を案内するのは空自の隊員…などなど
✈「平成」飛んだ翼退役=威信懸けた「時間厳守」-政府専用機、初任務から26年
時事通信社 2019/03/16
記事中に
パイロットは民間旅客機では決して行わない連続離着陸(タッチアンドゴー)の訓練もする。発着時の振動を軽減させる技量を磨くためで、高い技術は海外からも評価されている。パイロットを務めていた滝島真之3佐(40)は「『なぜ、日本の政府専用機はあれほどきれいに着陸できるのか』と聞かれた」と胸を張る。
とありますが、その訓練をたまたま目撃したことがありました。
眼が悪く知識もない私には、遠目にはかつてのJAL機と見分けが付かないくらいでしたが、空港が近いとは言え航路ではない場所を超低空で飛行して、そしてグルグル何度も飛来するので、Touch & Goをしている政府専用機だと分かったのでした。
尾翼には日の丸、ボディには赤いラインで、「日本国 JAPAN」そして「航空自衛隊」の文字が入っています。(最初の画像が大き目で分かりやすいかも…💦)
この時、北海道千歳市内のいちご畑のど真ん中!
当時から「政府専用機ジャンボ、そろそろ退役」という話だったので(次機の決定は翌2014年)、これが見納めになるだろうな…と、気になってやって来るたびに眺めたり撮影したり…もちろんいちごも食べてで大忙しでした。(いちご🍓を食べながらだと、手がベタベタになるのが厄介…フキフキ(´・ω・`))
「もっと接近して大きく見たい!」と思いながらでしたが(望遠レンズを持って行かなかったので…こんなこともあろうかと!が重要?)、この後、別の場所でもっと大きく見られるとは思わず…\(^o^)/
ご一緒していたお友達たちは空には興味がなく、美味しいいちごを口に運んだり摘み取ったりに夢中で、広い畑を歩き回っていました。私は持ち帰りませんでしたが、リーズナブルにお分け頂けるので、お友達は沢山摘んでご家族でフレッシュなまま楽しんだり、ジャムにされたそうです。↓
横浜市内でもいちご狩りが楽しめますが、路地物のいちご狩りが楽しめるのは遅くてもゴールデンウィークまでかと。(知人がお子さんにせがまれてGW前にいちご狩りに行くことにしたものの、既に近場には営業している施設がなくて探しまくったことが…💦)そして、ビニールハウスの石垣式というところが多いと思います。
北海道のいちご農園の広々とした様子は本当に気持ちが良く、こちらの農園では例年7月中旬までいちご狩りが楽しめるとのこと。札幌長期滞在した最初の夏には、8月1日にさくらんぼ狩りに連れて行っていただいて心底驚いたのですが(首都圏は、佐藤錦に限って言えば6月一杯で出回らなくなるでしょう。札幌では、7月に佐藤錦もありましたがやはりお高くて、リーズナブルなのは水門などの品種が多く出回っていました。)、この時は3回目の夏の滞在だったものの、7月にまだいちご狩りが出来ることにビックリ。いちご(ハウス物限定?)は4月までのイメージだったので。(゚д゚)!
いちご狩りの後には美味しいランチをゆっくり頂いて、楽しいおしゃべりも沢山して…その後でお願いして連れて行って頂いたのは、『サケのふるさと館』でした。
アラスカ野生動物を描かれている作家きむらけい氏(&造形作家さんなどのグループ展)の作品展がタイミング良くこちらで開催されていて、長いお付き合いがありながらも関西拠点でご活躍のためにまだ生作品を拝見したことがなかったので、これは逃せない!と。 素晴らしかったっ!(残念ながら原画や大きな作品は無理なので)ポストカードを何枚か連れ帰って、大切にしています。
Touch & Goの訓練、いったい何時間行われているのでしょう?最初に目撃してから少なくとも3時間以上経過しています。お昼休憩もあったのでしょうか?入念に行われていました。午前中過ごしたいちご農園から15kmくらいは空港に近づいたこともあって、より低空で大きく見えます。\(^o^)/
さすがに空港が近くて大きく見えるけれど、その分動きが早くて、私の動体視力と反射神経では全然追い付かないのでした。( ;∀;)
この数日後、新千歳空港からANAのジャンボに搭乗して、これから暑さが本格化する横浜に戻りました。久しぶりにジャンボに乗りたくて、わざわざ遅い便にしたのです。もちろん、2階席を予約!この時が乗り納め、見納めになってしまいました。
22時頃到着した羽田空港は足早に家路を急ぐ人々…既に最終便が出た後の出発ターミナルは誰も居らず、薄暗い中で怖いほど静まり返っていて、昼間の喧騒が嘘のようでした。帰横後には連日熱中症の日々で、札幌長期滞在するならばこれからの方が良いのは重々承知でしたが、諸般の事情で無理だったのが残念でした。( ;∀;)
この時以外に二度ほど政府専用機を目撃したような…。一度は羽田空港で日米の国旗がコクピット上に掲げられていたように思うのですが、いつ・何の時だったのかはすっかり忘却の彼方。(;'∀') 調べれば、政府専用機の動向がまとめられていそうですが。
初代政府専用機の退役で、これで本当に日本の空からジャンボがいなくなってしまった…ということに?
本記事のタイトル『空飛ぶ官邸』退役は、正確を期すならば『初代』とすべきでしょうか。二代目もどうぞご安全に…。