猫のつぶやき(=ΦωΦ=)

この前、空を見上げたのはいつですか?

明日は寒露&十三夜/20221007

2021年の十三夜 (2021.10.18)

 

 いっっっ!

 最高気温12℃そこそこと、一昨日の夏の陽気から一足飛びに真冬になってしまい、余計に寒く感じます。

 長袖シャツやスウェットは出ていましたが、まだ暖房の支度は済んでいない我が家。(そういえば、エアコンの暖房は使えるか…)外は横殴りの冷たい雨。出ているものを纏ってもまだ寒い!仕方なく、スヌードを首に巻いてしのいでいます。(暖かいニャ!)冬布団は既に出してあるので、お布団の中が一番快適に過ごせそう。(;'∀')

 

☆彡

 

 て、明日10月8日は二十四節気の『寒露』(かんろ)です。

 朝晩、草に下りる露が冷たく感じて、秋が本格化する頃とされています。

 でも、今年はその露が凍る陽気のところもありそう。

 

 して、夜には旧暦九月十三日のお月様を愛でる『十三夜』。

 十五夜の風習は中国から伝わったものですが、十三夜は日本独特のものなのです。

 月の神様に豊作を祈るのが十五夜だとすると、お米やその年の収穫を終えて、感謝とお礼をお伝えしながら月を愛でるのが十三夜という感じでしょうか?

 

 その頃に収穫できる作物から、十五夜は『芋名月』とも言いますが、十三夜は『栗名月』『豆名月』と名付けられています。また、十五夜の後に巡ってくることから、『後の月』(のちのつき)とも呼ばれます。

 

 なお、日本では『十五夜』と『十三夜』はセット物(?)で、両方を見られないと『片見月』(かたみづき)と言って、縁起が悪いのだそうです。

 これには諸説あるのですが、近年全国に広まって一般化している感の(節分の)『恵方巻』のように、商魂たくましいというか(焦)…行事本来とは関係なく、作られた伝説や謂れのような気もしています。『片見月』も、ちょっと艶っぽいお話が基かも知れないけれども…。

 この件に関しては、以前したためた…と思ったら、8月にサーヴィス終了したteacupブログに収録していたものでした!移転先に収録済みではあるものの、2007年の記事のためにリンク切れも発見。もろもろ見直したり加筆して、過去記事として新たに投稿しました。

 

aurora-lummox.hatenablog.com

 

 

 明日はきれいな十三夜のお月様に会えそうですか?

 お月様に秋の実りをお供えして、ゆっくり月を愛でてみるのはいかがでしょうか?

 そのあとで、美味しくいただきましょう!(^q^)

 

 冒頭のスナップは、昨年の『十三夜』。

 満月少し前の左側が少し欠けた、ちょっぴり太ったラグビーボールみたいな形のお月様、横浜でも見えるといいな。

 三連休の方も多いと思います。元気な週末を!☆彡

多摩天文グループ結成50周年記念天体写真展ー美しい星々を追って 1972~2022-/20220812

多摩天文グループ、結成50周年おめでとうございます!

多摩天文グループ結成50周年記念天体写真展チラシ

 

多摩天文グループ結成50周年記念天体写真

ー美しい星々を追って 1972~2022-

2022年8月10日(水)午後~8月14日(日)

10:00~17:00(ただし初日は13時から)

川崎市大山街道ふるさと館 2階イベントホールにて

入場無料

多摩天文グループは、1972年に結成し、川崎市内を中心に活動を続けている30名あまりの天文同好会です。今回の写真展は、結成50周年を記念し1972年~2022年に撮影した80点あまりの天体写真をご覧いただきます。この50年間に会員が捉えた大彗星や流星、皆既日食皆既月食、星雲星団、月、惑星など美しい星々の姿をご覧いただき、天文現象や天体の魅力をお伝えしたいと思います。

 

多摩天文グループ http://naokisai.com/tag.htm

▼写真展チラシPDF https://furusatokan.web5.jp/archives/1917/R4gyararitamatenmon.pdf

 

川崎市大山街道ふるさと館

 川崎市高津区溝口3丁目13-3

 電話:044-813-4705

 交通アクセス

 JR南武線 武蔵溝ノ口駅徒歩7分

 東急田園都市線大井町線 溝の口駅徒歩7分

 東急田園都市線 高津駅:徒歩5分

furusatokan.web5.jp

 



 

かし…すっかりご紹介が遅くなって、既に会期が始まっています。m(_ _)m

旧知の多摩天文グループ事務局の方よりご案内を頂いていたのに、長らく猛暑に負けて、また雑事に取り紛れて(※後述)など、申し訳ありません。

おまけに、台風8号(今朝早く、熱帯低気圧から台風に…)が、土曜日には関東直撃の予報も出ています。Σ(゚□゚;)

11日の『山の日』も相変わらずの暑さでしたが、風が強かったので幾分か楽でしたよね?お出かけにも良さそうだったのに。ああ…全く!

 

摩天文グループは30名ほどの会員がいらして、特に流星や彗星観望、写真撮影に力を入れておられる由。国内はもとより、皆既日蝕やオーロラなどの海外遠征にもお出かけの会員も多くいらっしゃるようです。会員には、特に流星観測や理論で著名な方もおられます。

チラシの画像は、懐かしい大彗星1997年のヘールボップ彗星ですが、他にも見ごたえのある80余作品が並ぶことと思います。

天文ファンにとっては、天文界の50年の出来事を辿りながら、自らの記憶や体験を呼び起こす展示になるのでは?特段天文ファンでなくても、星空や宇宙の美しさや楽しみを知るきっかけになるのではないでしょうか。もし、分からないことや知りたいことがあれば、会場にいらっしゃるであろうグループの方にお尋ねになってみては?必ずや、熱心に教えて下さると思います。(^^)

 

よりご盛会をお祈り申し上げます!

 

もちろん、是非ともお伺いしたいです!!

けれども、お伺いできるかどうか…すっかり暑さにやられてしまったようで。

 

現在、コロナ禍第7波の真っただ中。神奈川県の病床使用率は日本で一番高く、なんと97%。(10日現在、正確には96.95%。9日には98%。)そして、市中陽性率は8日現在7.55%とのことですが、10%近いとかそれ以上とも言われているようです。

これまでよりも身近に罹患された方が急増しています。既に私も罹患しているのかも知れないし、誰でも罹ってもおかしくない…のはこれまでも覚悟してはいましたが、いよいよもって魔の手が迫ってきたという感覚です。

そんな状況の中、リスク高めの身の上に酷暑でヘロヘロの状態で、公共交通機関で出かけてバッタリ…というのは非常にマズい訳で。本当に悩ましい!( ;∀;)(横浜そごう美術館で開催中のKAGAYAさんの個展など、他にもお伺いしたい処は山のようにあるのに…)

 

余談ながら、『大山(おおやま)詣で』の貴重な資料を多数収蔵されている、館の常設展示にも興味があります。

栃木県足利市に『大山阿夫利神社』があったり、富士山(頭が山並みの上に見える)や大山が望めるスポットがあるのを先日知って、随分遠くから参詣に訪れたのだなぁ…と、改めて思った次第です。

当地にも(江戸時代の?)『大山詣で』の道標が残っていたりするのですが、大山は子どもの頃から遠足やハイキングで訪れる山だったにも関わらず、その歴史や信仰には全く無頓着で…。

  
☆彡

 

以下は長くなったため、後ほど別投稿にするつもりですが、ひとまず掲載します。

 

相前後しましたが、本ブログへの投稿も随分と久しぶりになってしまいました。

長い間パソコンや電話を含めてネット環境のトラブルが続いており、自身や身辺でもあれこれあって…情けないくらいパワー不足のため、「はてな」のみならずSNS全般すっかりご無沙汰です。

また、近々は下記のような状況にあって、「はてな」の操作性が全く違うために戸惑ってしまって。「はてな」は(よくわかっていないのに)html編集を使ってしたためているのですが、今回は余力不足で結局「見たまま投稿」にしたので、表示がいつもと異なっていると思われます。(特に改行?)

 

の20年以上、掲示板やブログいくつかを利用していたサーヴィスが、7月末に提供を終了しました。そのためこの数か月、必要なログやデータの保存、そしてブログの引っ越し作業をチマチマと…。これがまた、私のパソコンの問題なのか、随分と手こずりまして。

当初は、画像の自動移行は無理だったようで、目の前真っ暗!1000枚以上あるんですもの…。( ̄▽ ̄;)

その後、利用者から「中身ソックリ移行の要望」が多かったようで、主要受け入れ先のご厚意で、私のような右も左も分からない者向けに『かんたん移行サーヴィス』が急遽提供されたのは非常に有難かったのですが、何度やっても完全なログ取得が出来なかったり、インポート失敗したり…。(ツイッターの呟きを収録していたブログの記事を、テストとしてこのブログに流したので、過去ログがちょっと増えました。ツイッターの呟きはボリュームが少なかったのと、画像が入っていなかったせいか、すんなり移行が出来たようです。)

結局、最後には足りない記事や画像を手動で補完せざるを得なくなり、手間もさることながら、随分と時間がかかってしまいました。4桁単位、20年分の複数ブログの書き散らし・撮り散らしの蓄積(中身は軽い)!?(;^ω^)

 

20年以上前となると、掲示板は情報交換の主流の時代だったでしょう。拙掲示板でも、日蝕やオーロラ遠征、機材の話、防寒対策、撮影方法…様々な意見交換やご相談などが活発にやり取りされていました。「オーロラ見られました!」というご報告も多くお寄せいただき、ワイワイと盛り上がっていましたっけ。それが時の流れでSNSが主流となり、日蝕やオーロラに特化したコミュニティも出来て…。

掲示板の中身の移動は無理でしたが、こちらは順次ログを取っていたので(でもパソコンクラッシュで消えた分も…涙)、文字データの保存はさほど手間はありませんでした。ただ、画像の一括ダウンロードがないため、その点が面倒でした。

 

ブログは容量の問題でいくつもあったのですが、まぁ、取るに足らない個人的記録や備忘録のようなものです。ホームページよりも気軽に更新が出来るのと、カテゴリー分けが便利で。

画像は、当初からデジカメだったでしょうか?フィルム撮影で、紙焼きをスキャンして載せていたものもありました。そのデジカメも、最初はまだQV-10とかコダック製品だった筈で、最大サイズでも640x480ピクセルしかなかった時代だったかも。

そして、当初は無料ブログの容量がかなり少なかったこともあって、ブログに載せているものは、今に比べるとかなり小さなサイズでした。パソコンのクラッシュで失ってしまったものもあって、この世に唯一残っているデータということもあるため、それはサルベージしたかった訳です。

その他にも、科学や技術は日進月歩で、例えば20年前の研究結果が、それ以降にガラリと変わってしまうこともあって、それが1つのブログの中で辿れるのも面白いかな…と。

完璧ではなさそうですが(画像はデフォで長辺640ピクセルになってしまったようだし)、なんとかかんとか移行完了。それでも、なかなか体裁が整わないので、しばらくは手直しが必要…って、今は放置したままです。

 

そして、長らく暑さに負けて、現在に至る。トホホ…。(;´Д`)

せめてもう少し涼しくなって欲しい!

夜、しっかり眠れるくらいになってくれたらなぁ…。

残暑厳しき折、皆様ご自愛くださいませ。

大寒/20210120

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2021.1.20 大寒

 2021.1.20 大寒
暦通り、寒い一日でした。
それでも、最低気温は先週の-5℃までは下がらず。先週の朝は連日霜が降りて凍ったようにしおしおにうなだれていた庭のパンジービオラたちでしたが、今朝はそんなこともなく、寒さ大好き!とばかりに沢山の花を咲かせていました。🙂

気象庁|過去の気象データ検索 2021年1月 横浜地方気象台
 ↑
横浜地方気象台は海の近くの丘の上にあり、同じ市内でも我が家よりも随分マイルドな気候。9日と10日が特に冷え込んで、その時に我が家では-5℃を記録しましたが、横浜地方気象台の最低気温は-0.8℃。我が家の計測はエエ加減ですので、超参考記録。😅


年で一番寒い頃。
寒仕込みのお酒や味噌、寒天や凍み豆腐などの季節ですね。
寒稽古もこの頃を指すのかしらん?

今朝ラジオで耳にしたのは、夏の土用波と同様に『寒土用波』というのがあり、「東北地方の沿岸には3mを超す高波が押し寄せているので、海岸には近づかないように」と注意喚起していました。

アナウンサーの方が「土用ですか?うなぎを食べて精を付けなくては!」と仰ったらスタジオで笑いが起きていましたが、夏の土用のイメージが強いうなぎも、本来の旬は秋から冬だった訳で…。(平賀源内と養殖技術の発達と…完全天然ものの旬は変わらず冬でしょうが、養殖もの主流の現在は「うなぎの旬は夏」と言っても差し支えない?)
新仔(しんこ)うなぎ…もうしばらくうなぎを口にしていないので、どちらにしても私にとっては幻!😥


十四節気の『大寒』は、太陽黄経が300°になる瞬間を含む日のことですが、大寒から立春前日の約2週間のことも『大寒』と呼びます。その期間を表す七十二候の言葉は、3つに分けて以下の通り。

初候:『款冬華』(ふきのはなさく)
次候:『水沢腹堅』(さわみずこおりつめる)
末候:『鶏始乳』(にわとりはじめてとやにつく…「にゅうす」としているものも)

厳しい寒さで沢の水が凍り付くけれど、フキノトウが蕾を付けたり、福寿草が花を咲かせる頃。そして、鶏が卵を産み始める頃(「とや」は鳥屋で、抱卵をする=卵を産むこと…でOKでしょうか)でもあったようです。

養鶏が盛んになる前の自然に任せていた時代には、冬には鶏も寒さのために卵を余り産まなくなっていたのだとか。
そして、冬季には鶏も脂肪を蓄えるために餌を沢山食べたので、寒さが極まった大寒の日に産んだ卵は栄養がタップリで美味しいということで、『大寒』は縁起物として珍重されたとのこと。そもそも、卵自体が貴重品だった訳ですが。
卵は命の源ということで健康運、黄身の色から金運アップのご利益があるとも言われているようですよ。


中国の故事が起源という『立春の卵』の逸話、『コロンブスの卵』と併せて広く知られていると思われますが(そうでもない?😅)、実体?としての『大寒卵』というのがあるのですね。
春は一年の始まりとして(「立春」や「春分」が一年の始まりとされている文化・暦が多かった)、人々の期待を集める季節なのかしらん。

大寒の次の二十四節気立春
春の兆しを心待ちに…。💓

…と言っていたら「もう目がショボショボして辛い!!」という声が聞こえてきました。😥
また黄砂やPM2.5で既に空もぼんやりしているし…命が蠢きだす季節は、嬉しいことばかりでもない!?

 

中谷宇吉郎集〈第5巻〉立春の卵

中谷宇吉郎集〈第5巻〉立春の卵

 

 

立春の卵

立春の卵