猫のつぶやき(=ΦωΦ=)

この前、空を見上げたのはいつですか?

キビナゴ食べた/20190412の空

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2019.4.12 19:11 肌寒い一日でした

 

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2019.4.12 22:57 キビナゴ食べました!

地でも、キビナゴが出回る時期になりました!\(^o^)/
鹿児島では春を告げるお魚ではないでしょうか?
旬は5月くらいからのようで、まだ走りかも知れません。
漁れたては鱗がキラキラと銀色に光り輝って美しく、身には濃紺とも墨黒とも見える一本ラインが走るお洒落さん。
鹿児島では「帯」のことを「キビ」と呼び(南薩限定?)、「ナゴ」は「小魚」のことで、それで「キビナゴ」というのが通説で、白絣の着物にシュッ!と帯を締めているような姿です。

 

 

ワシ同様痛みやすく、鱗もすぐに取れてしまうので(鱗が取れても銀色)、横浜では生のままではまずお目にかかれません。たまにお刺身をみかけますが、冷凍で運ばれてくるのか、空輸なのでしょうか?

ニシン科と言われますが、イワシに近いとも…。
ニシンほどの脂はありませんが(ニシンも好きだけれど、最近食べると口が痒くなることがあるので自粛…涙)少し癖があるので(少しの苦みを感じるかも)、お刺身の場合、鹿児島では手開きにした身を酢味噌で食べるのが一般的だと思います。
(ズクラ=ボラの稚魚の背ごしも酢味噌で食べるニャ。刺身のツマは今は大根も多いけれど、その昔はキュウリで…当時作られていた大根は、冬が旬の品種しかなかったのかも知れないな、と思ったり)

キビナゴは一般的な煮干しよりは大きいですが、大きくても7~10cmの小さなお魚なので丸のまま唐揚げにすると小骨も難なく美味しく戴けます。今回がそうで、ムシャムシャと一人で結構食べられちゃうのです。カルシウム大事!!クセが気になる方は、レモンを絞ってどうぞ。ご飯のおかずにも、もちろんビールや焼酎、お酒の肴にももってこい。だいやめぇ~!🍶

私はキビナゴの一夜干しやカリカリの丸干しも大好きなのですが、横浜ではなかなか見つからないし、第一あったとしても、どれもお高いのです。( ;∀;)
(猫のおやつとして安価に売られているキビナゴの丸干し=煮干し状の物を発見!猫用ということで、塩は無添加でより健康に良さそうなんだけど…まだ手を出してはいません。(;'∀'))


まれ育った茅ヶ崎には『畳イワシ』(たたみいわし)という名産品があります。
カタクチイワシ(シラス)の針のような稚魚を20cm角くらいの網付きの枠ですくって薄~く薄く延ばし、葦簀などの上で天日干ししたものです。
それを両面軽く焙ってそのまま、もしくはちょっと醤油をつけて食べると、パリパリとした食感で香ばしくてメッチャ美味しい!(最近は一味or七味マヨネーズを付けるのが人気らしいですが、私が子供の頃はまだそんなお洒落な食べ方はなく…)
栄養価も高いし、酒肴ということもなく、当時は子供もおやつに食べるようなお安いものでした。
しかしながら、茅ヶ崎や鎌倉・江ノ島のブランド化が進み、いつしかカタクチイワシの漁獲量が減ったこと、そして生シラスから手間暇かけないと作れないので、後継者・生産者不足だと思われ、なかなか手が出せない高級品になってしまいました。( ;∀;)

  

 

子供の頃からカルシウムとビタミンD、そして太陽をサンサンと浴びて外で遊びまわったせいか、骨だけは丈夫に育ったようです。(;^ω^)
でも油断は禁物。
子供の頃の貯金がいつまでも持つ訳ではないし、コウモリのように太陽光を余り浴びない生活を強いられて、動かない(動けない)しで、あっという間にスカスカになることだって十分あり得ますものね。